デパ地下の野菜売場でデカくてエロいズッキーニ(1本98円特売)を物色していたら、ズッキーニの調理法を知らないご婦人に「どうやって食べるの?」と尋ねられたあねこです。
野菜売場の人と間違えられた?そんな馬鹿な!
黒と赤と黄色と空色のキチガイ花柄チンピラシャツを着ていたのに?
「オリーブオイルでにんにくを炒めて香りが出たら、拍子切りにしたナスとズッキーニを炒めて塩コショウと白ワイン少々で味付けするとおいしいですよ。サイコロに切って、タマネギとナスと一緒にトマト水煮を入れて煮込んでもおいしいです」
と答えてあげました。ナスとズッキーニ大好き!
前置きなげえ!
沙野さんの新書発売記念ミニ特集目当てでリンクスを買ってきました。
以下、「蛇恋の禊」「赫蜥蜴の閨」のSSと沙野さんのインタビューについて。
簡単にしようと思ったけど長くなっちゃった。
●キャラクタープロフィール
凪斗、角能、臣、光己それぞれの人物・年齢・性格・趣味・特技・秘密の設定が公開されています。
ウケたのは趣味。
角能の「凪斗いじり」と凪斗の「角能にいじられること」のシンクロっぷりと、臣の趣味「スパンキング」。
あれ趣味だったんかーい!
そしてあらためて年齢を見ると、角能……中身は一番おっさんだな。そして最年長の臣が一番暴れん坊小僧だな。精神年齢でみると、角能×凪斗カップルは、大人なんだな…。
●「蛇の淫」:「蛇恋の禊」SS
時系列的には、祖母の事故のあと。円城凪斗が影を潜めて覚醒凪斗の頃で、角能の火傷前、か。
夜這な子蛇です。子蛇に寝込みを襲われる角能です。
いやーこれが萌えます。角能視点で描かれていて、凪斗の愛撫を蛇に例えていて淫靡この上ない。凪斗の蛇との交合をちょっと連想させるプチ触手風味です。
角能の蛇と凪斗の蛇が押し合いへし合いです。(ギャグではありません)
ひたすら淫靡でエロいSSですが、最後の一文が切なかった。
●「蜥蜴の淫」:「赫蜥蜴の閨」SS
こちらは青カン未遂な見た目は大人、中身は子供カップル臣×光己。
身長180センチでそれなりの腕力を持つコウちゃんですが、うらぶれた路地裏で臣からセクハラ三昧です。
このSSで沙野さんは、コウちゃんのナニを下着から出したり入れたりする、という描写に心血を注いでいるような気がします。
「双玉の裏に引っ掛けるかたちで下ろされた下着」がなんとも素敵です。
しかも受なのにゴムつけさせられて、また下着とスラックスにしまわれるとか、どんなプレイ!
本編といい、臣はゴムの使い道を間違っているような気がします。
中途半端に路地裏で露出させられたり、しまわれたり、要は臣はコウちゃんの「でかくてエロいの」が大好きなんだな……。
しかもしまったのに今度は趣味のスパンキングで、窮屈な中で更にでかく育てるのがお好きとは……臣、どんなフェチなの?
臣の横道にそれたフェチっぷりが大変萌えます。
●沙野さんインタビューシリーズ完結の感想や、楽しかったこと苦しかったこと、書こうと思ったきっかけなどがインタビューされています。
その中で、ご本人お気に入りのシーンが「蛇」では凪斗と蛇の交合と、角能が絵と心中するところ。「蜥蜴」では、臣が鉢植えに水(ビール?もしかして中身は水だった?)をやるところでした。
なんと蛇との交合と鉢植えは、私が最も惹かれたシーンと同じで驚きました。
もちろんこのシーンを印象深く思った読み手はたくさんいるでしょう。
しかし「私」が沙野さんのインタビューを読んだ瞬間は一対一。
何だか両思いになった気分でした。
インタビューのこのくだりを読んだ時に、ああ、作者が最も思い入れたシーンがちゃんと読み手に伝わって、心に残るって素晴らしいな、と感動しました。
読み手は本当に勝手なもので、作者が魂込めて書いた作品をああだこうだと寸評します。
この作品からはここをわかってほしい、伝えたい、とピンポイントに作者が思いを込めて書いても、それがきちんと読み手に伝わらない場合もあります。
反面、それがぴったりと同じく重なった時には、作品を介して書き手と読み手が同じ思いを抱けた貴重な瞬間です。
これは本だけじゃなくて、たとえば音楽でも、新しいアルバムを聴いて「あ、この曲が一番いい!」と思った曲を、アーティストがインタビューで一番聴いて欲しい曲としてあげていたり、映画監督が最も思いを込めたシーンが、自分も最も印象に残ったりと、作り手と受け手のシンクロ率が高ければ高いほど、感動は増すなあと実感するのです。
なんか大げさな話になってきた 笑
要は、こんな風に作者の気持ちと、私の気持ちがシンクロしたということをはっきり感じられることは稀で、何だか嬉しくなってしまったというわけです。
特に臣が鉢植えに水をやるシーンは、派手さのないシーンなだけに、書き手である沙野さんが気に入っているということがとても嬉しいです。