BL読みじゃないオタク友達にココを教えたら「素股かよ!」と吐き捨てられたあねこです。
というわけで、これまた情報もらって買いに走った珠玉の素股作品です。
本当に最近素股率が高いです。とうとう素股の時代が……!
タンゴの男 -The Man of Tango-/岡田屋鉄蔵/メロメロコミックス
お気に入り指数 ★★★★☆
【紹介文】
タンゴの男と呼ばれながら、本当の情熱を知らぬままに踊り続けてきたダンサー・アンジー。 ラテン人の母を持ちながら、祖父に引き取られ、今は日本人として暮らすヒロ。 アンジーは出逢いのひと目から沸き立つような欲望をヒロに感じる。男にはまるで興味のないヒロだったが、懐かしい故郷を感じさせるアンジーの包容力に、戸惑いながらも、いつしか心と体を開いてゆく・・・。
素股部分の評価は★★★★★です。のっけからうっとりせずにタマに当たって気持悪いとキャラに言わしめた岡田屋さんに敬礼!
サオもタマもないので男同士の素股がいかなるものか、あねこには計り知れないんですが、これだけ素股が好きと言っておきながら、果たしてそれはそんなに気持よいものなのか?という疑問が心の中にあったことを告白しておきます。
そのへんをきっちりリアルに描いていただいた本作。
素股BL界に一石を投じる素晴らしい作品です。
以前、素股をwikiった時に「タマに気をつけて」という注意書きがありましたが、何となくそれが腑に落ちました。
素股とタマの関係については、当ブログ「密林の覇者」のコメントにて、ハスイさんがとても詳しい解説をしてくれています。ありがとう素股諜報部員ハスイさん〜〜〜!
あと、画期的だったのは、素股が本作中ではゴールであったこと。
たいがい素股というのは前菜で、作品のクライマックスにはちゃんとメインディッシュがあるわけなのですが、本作は逆でした。
酔っぱらったヒロをアンジーがいただいちゃって、その後素股。
素股がメインディッジュの立ち位置で、思わず興奮しました!
素股感想ここまで。
というかなんか冒頭から伏せもせずに大変下品な気がします。すみません。今更ですね。
実はこの作品、1回分だけ「メロメロ」で読んでいました。
しかーしその話がちょうどつなぎ的部分だったのか、そこだけじゃさっぱり訳がわからず、面白みも感じなかったのでスルーしてたんですよねー。
が、一冊通しで読むと良さがわかりますね!
こういう雰囲気のある作品は、まとめて読むに限ります。
熱を知らず、与えるばかりで、人よりも多く愛すために孤独になるタンゴダンサー・アンジー。
なんとなく、かのスケベ父さん@清閑寺冬貴を連想しました。
父さんよりは100倍まともですが。父さんは義康以外がどうでもよすぎるからね!
そして相手は男だぞ髭だぞ三十路だぞと思いつつ、アンジーに惹かれていくヒロがかわいかった〜。
一見普通の男であるヒロが抱える辛い過去。その苦悩のあらわれをアンジーは「移民の目」と言い、「タンゴを作った男たちの目」だと言う。
何にも熱を感じなかったアンジーが唯一感じる熱。それがヒロ。
「あんたの傍にいたいんだアンジー」
「ただ感じてほしい ヒロの存在が俺の救いだって」愛を語るよりも染みる台詞だなあ。
ヒロは誰かに「大丈夫」と言ってもらうまで子供の心から成長できなくて、愛というものがわからなかったのかな。愛が自分を変えてしまうことに臆病になってるヒロが、徐々にアンジーの包容力で解けて受け入れていくのが丁寧に描かれていますなあ。
「この気持は何だろう?」って考えながら少しずつ進む関係が素敵。
絵柄も肉弾戦じみていてステキ〜〜〜髭オヤジに坊主!
まったくもってゲイコミ系ですが、アンジーはエロっぽいし、ヒロはかわいい。
毛だらけ筋肉だらけもよいですね。ふふふ。こういう系統もバッチコイです。
そして、主役の二人はもちろん好きですが、脇役のオヤジたちが気になります。
某aさんと意見が一致したんですが、
靴職人ペペが生涯かけて愛したタンゴダンサーが男だったらよかったのに。浮気しまくり淫乱だけど、朴訥で純情な靴職人の靴しか履かないタンゲーロ。萌える!
それとベネが〜〜〜〜〜!
あんなに明るくて逞しい女性なのに、すごく家族思いで優しくて甘えん坊。
かわいいな〜〜〜〜。アンジーを「ママみたいなものよ」というベネ〜〜〜。
きっと祖国では一家を支える存在で、頼られてばかりで、ママに甘えることができないんだろうね。
脇キャラもオイシイ一冊でした。
そしてまたしてもストーリーをほとんど説明しておりません。
他のみなさんのブログ参照!