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この愛で縛りたい /英田サキ ※追記あり

もはや感想の書き方を忘れたあねこです。
依然として公私ともに修羅場ってますが英田さんの新作やっと読んだので。
「卒業生」と「座布団」CDはゆっくり後日!

やっちゃった感満載の英田さんの新作!笑
いや今回の非の(!)大半は、リブレの担当編集さんにあると思うよw
はーい辛口感想でーす!英田信者は回れ右!(私も信者だが)

この愛で縛りたい /英田サキ/ビーボーイスラッシュノベルズ
お気に入り指数 ★★★☆☆

【紹介文】
「永瀬、達ってよ…俺で達って…」会社員の阿木は、ずっと想っていた大学からの親友・永瀬を監禁する。それは永瀬への想いと決別するため…。永瀬のモノを身の内に挿れ腰を揺らめかしながら、暗い歓びに打ち震える阿木。どうか、このひとときだけでも偽りの情交に溺れて、俺だけを感じてくれ…そう乞い願い、阿木は夢中で奉仕する。その阿木のきつい締めつけに、思わぬ絶頂感と阿木の恋心を感じる永瀬だったが!?大量書き下ろしあり、一途な激情愛。



すでに裏表紙のあらすじからしておかしいもんね。
本編にそこまでの阿木の狂気じみた執着を感じられません。
リブレのノベルズとは気が合わないなあと常々思っていましたが、たぶん編集さんと私の趣味がまったく合わないんだな。

監禁、襲い受、激情愛となんだかものものしいですが、実際は、8年思い詰めた親友をこれが最初で最後と襲い受するものの、なぜか攻がそれに絆され早々に両思い。以後は延々ラブラブカップルのライトな騒動が続きます。
我ながら身もふたもない要約ですね。すいません。

書いているのが英田さんなので、一定レベルには達していますが、特に面白くもない。
フツーというのが正しい評価じゃないかと。
思い詰めて攻を監禁して逆レイプしちゃったけど、なんか乙女でけなげな阿木はすごいかわいいし、ヒドイ目にあったのにものともせず親友への愛に目覚めちゃう永瀬にもびっくりで、そんな二人のラブっぷりはいいんだよねえ~。
書き下ろし続編で、攻が受の不安感をぬぐい去るために家族にカミングアウトして、攻の実家にご挨拶に行くのとか、ほのぼのでいいんですが。

あとがきでご本人も書いているんですが、これ初稿では受がもっとビッチだったそうです。
読書メーターのひとこと感想をざっとみても「ビッチ受のほうがよかった」というのが大半の意見であるように、私もビッチ襲い受がみたかった。そこからどうやって攻と相思相愛になるのかがみたかったなあ。

ちなみに私の読書メーターの感想はこれです。
これは明らかに担当編集が失敗。あとがきにあるように「ビッチ襲い受」のほうがよかった。緊迫感のないぬるめ監禁愛なんて英田さんじゃなくてもいいじゃーん。落としどころさえ間違わなければ、前半はビッチ、後半はその仮面が剥がれて乙女受でもいけたと思うんだけどな~。とりあえず英田さんじゃなきゃ読んでないなコレ。編集さんは「読み手の共感」を考えたのだろうが、もはや英田さんや木原さんクラスにそんなもの求めてない。それを凌駕するものが読みたいんだよう~!…ということをリブレの編集さんは学んで欲しいなあ~ああ読者って勝手!笑

またしても身もふたもない感じですが、本心なのですんません。
今回はほんとに編集さんが間違ったように思います。
力のない作家さんであれば、読者が共感しにくいビッチ受は確かに受け入れられないかもしれない。
でも英田さんなら、監禁後の展開や心理描写をきっちりしていけば、最終的には納得して受け入れられるものが書けたんじゃないかと思います。
私は英田信者なので、期待しすぎかもしれませんがまあそれは置いといて。
何だか本作には、英田さんの「これが書きたいの~~!」という気迫が伺えない気がします。
小手先で書いたというか「書けるから書いた」みたいな。
いやそうではないと思いますが、読み手が受ける印象として。

受の設定を大きく方向転換するって大変だと思うのです。たいがいのBLは受視点で、受の身にいろんなことが起こる、というのが主流なだけに。
ぶっちゃけもう別プロット、といってもいいかもしれない。
それが「受が攻を監禁して無理矢理エッチ」という設定が面白いからそれは残しましょう、というなんか中途半端な改稿が透けて見えて、結果が可もなく不可もなく、みたいな。
英田さんの「ビッチ受」があまりにもビッチだったのかもしれませんが、それならそのビッチ度を調整して読者に共感できるギリギリの線を探すのが編集さんじゃないのかねえ。
とまあ編集さんの仕事の大変さもわからないのに読者はほんとに勝手です。笑
万が一リブレの編集さんの目に触れたら殺されそうですが、殺されるついでに言っておこう。

英田さんに設定が奇抜なだけのフツーの話は求めてないので、無難なほうへ誘導はしないでください~。

こんなことを書くから「あねこさんはっきり言い過ぎ」って言われるのかしら。
まあいい。このブログぐらい素直にいくよ!

ところで。
英田さんが初稿で書いたという
「そんなに嫌がるなよ。……俺がバリタチなら、今頃お前は女のように足を開かされて、俺に突っ込まれているんだぞ。感謝してもらわないとな」
といって冷ややかに笑う阿木くん。さらには「もっと俺を楽しませてくれ」と永瀬の上でガツガツ腰を振る貪欲な阿木くん。または途中で萎えてしまった永瀬に本気で舌打ちするイケズな阿木くん。

が見たかった!
他の作品でやってくれないかなあ~BLACKさんあたりなら通らないかなあ~。
雑誌掲載だと今回のように却下されそうなので、ぜひ書き下ろしで!
やっぱり雑誌の読者層は年齢層低いのかねえ~。
年を取ると雑誌で追っかけるよりも本になってからになっちゃうので、そのへんの読者層の違いが現れるのかも。
英田さんは多作に向かなそうなので、じっくり腰すえてどっしりしたものを書いて欲しいです。いやそれだと生計がたちゆかないか。

とりあえず英田さんには、はっきりぱっきりした切れ味鋭い作品を望みます~。

*追記*
今回の作品読んでいる途中に感じたのが「なんかプロット読んでるみたいだなあ」ということ。
あれこれ作品としての特徴をつける前の骨組みを読んでいるような気分でした。
こうこうこういう流れにすればいいよね、という妥協点を探して組んだ骨組み。
そんな印象を受けてしまった。
また、あとがきに英田さんが没になったビッチ受のことを長々書き連ねているあたりにも、未練を感じてしまう。
新しいプロットにするならするで、練り直す時間はなかったのかな~。なかったんだろうな~。
雑誌掲載だもんね。それならいっそまったく違う話にしてくれればよかったのに。

そういえば、英田さんのリブレ作品はどうもぱっとしない。
やっぱりレーベルや担当さんとの相性ってあるんだろうか。
文章のうまい下手だとか、プロットの出来だとかをあれこれ批評できる目は持ってませんが、作家さんがノッて書いてるかどうかってのは、読み手が一番敏感にわかるところじゃないだろうか。
ノれない理由は作家さん自身の問題であったりもするんだろうけど、今のBL界を見ていると編集サイドが「売れる」と踏んで差し出すものが、私にはあまり面白いと思えない。
まあトンキワ好きですからこんなマイノリティ読者は視野にないのかもしれないが。

私が特定のBL作家さんを「好き!」って思うのは、その作家さんじゃないと書けないものを書いてくれるからで、それは文章の上手い下手や完成度などではなくて、なんかこう作品から迸る「これを書かずにいられるか!」という衝動だったりします。
その衝動があまりにも常識外れや独りよがりであれば、もちろんそれを軌道修正するのが編集さんなんだろうけど、衝動を消してしまうような誘導はしてほしくないな~。
多少荒削りでも素頓狂でもいいから、作者の力技でねじ伏せられるような作品が読みたい。
それを生み出すには、作家さんと、それから編集さんの力がいると思う。
だからこそ作家のレベルを問うと共に、編集者のレベルも問いたい気分だなあ。

なーんてほんと、お前何様だ!という感じですが、けして安くはない本をせっせと買っている身としては、言いたいこともあるのです~。
あ、編集さんの失敗だなというのは、あくまであねこの推察です。事実ではありません。
読んだ印象がそうだった、ということですのでご了承を。
おいおい追記なげえな!笑



comments

初めまして

初めまして、いつも楽しく拝見しています。
あねこさんの素股への情熱に「ニヤッ」っとしたり、マグロで「キュン」とホントに多才な方だなぁ~と尊敬してます。 三十路にしてBLにはまり出来る範囲で漫画を楽しんでいます。最近初めて池袋に行き、少しだけ冒険しました。 素股の京山あつきさん「見えない星」最高でした! こらからも参考にさせていただきます。 ネット初心者なので失礼があったらすいません。 

あねこさん、こんばんは♪
先日はお疲れ様でした。
また機会がありましたが、今度はゆっくりとお話したいものです♪

ところで、この作品はやっぱり編集さんのアドバイスが仇になったと思いますよ。
どうもリブレからの英田作品はイマイチな作品ばかりの気がしてなりません。
編集さんと相性が悪いのではと勘ぐりたくなりますよ…。
もっと、英田さんならではの作品が読みたいものです。

TBいただきますので、よろしくお願いしますね。
ではでは、お邪魔しました~

しゅんしゅんさん、はじめましてー
コメントありがとうございます!
京山あつきさん「見えない星」いいですよね~~~!
素股部分を抜いても名作です。
どんどんチャレンジしてください。
ネット初心者とのことですが、気になる記事があったら遠慮なくコメントくださいね。


はーこさん、この間はどーも~!
次は庭においでよ……!
ゆっくりお話しましょう。

はーこさんもやっぱりそう思いましたか……。
ほんと、編集さんが悪いのではなく、「あわない」のだと思います。

しょっぱい感想で申し訳ありませんが、こちらからもTBさせていただきます~。

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「この愛で縛りたい」著者:英田サキ イラスト:有馬かつみ

買おうかどうか悩んだのですが、結局買いました。 「英田サキ」というネームバリューを信用するか、「リブレ」というブランドの傾向を考えるか…。 なんていうか、買わないで後悔するよりは、買って後悔するか。 いや、意外とあたりかもしれないし…と、思ったりもした...
プロフィール

あねこ

Author:あねこ
しばらくぶりにBLにハマりました。

■好物:年下攻、オヤジ受、ヘタレ攻、ツンデレ受、漢攻×漢受、襲い受、軍服、江戸~明治~大正
■BLダメツボ:ロリショタ受(攻めは大好き)、乙女受

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