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枯れない花(HertZ.35)最終回/京山あつき

12月中旬からの仕事地獄が下り坂と思ったら冬の祭典ではしゃぎすぎて正月は風邪っぴきだったあねこです。

そして当社比多数の方から「枯れない花の感想お待ちしております」との拍手をいただいていたのに、こんなに遅くなってしまってすみません。
遅くなりついでに「聞こえない声」「見えない星」と前の回も引っ張り出して通しで読んでみました。
スローなスローな歩み具合でしたが、この作品にはその速度が似合う。

というかお前ら、コミックスになったら絶対読め。
なにさまだあねこ!だがこれは宣伝しないとだめだ。地味な作品だが萌えとフェチと野球部が詰まっているんだ。

お待たせした割にはなんてことはない感想いっきまーす!


引田ーーーーーーーーーーーーーーーー!

なんだこのゲジ眉かわいい生き物は!
前回から引き続き、かっこいい今井先輩と抱き合ったりしている自分は女の子のようにかわいくなりたいけども、自分の理想はちゃんと男としての姿を見せたい。
そんな感じでぐるぐるし続けているヒッキーですが、「理想の自分」へ近づく努力を惜しみません。

背番号も貰えないのに、朝練居残りと野球に打ち込むヒッキー。
今は野球に打ち込みたいという引田は今井先輩と会うのも我慢です。
ほんとーに今作は引田がぐるぐるとしている。
「見えない星」「聞こえない声」では、けっこう今井先輩と引田両者の側から描かれていたと思うんですが、今回の連載では、引田の心情に重点が置かれています。

BLにおいて、相思相愛になったカップルの描き方で多いパターンは、
1 第三者がどっちかにちょっかいをかける(または過去の恋人出現など)ことで、不安定になる
2 つき合うようになったが、どちらかの心の壁にぶちあたる
だと思うのですが、今回は「2」です。
心の壁というよりも、引田の中の葛藤ですね。
けっこう同じところでグルグルしてて、見てる側としては引田の性格も相まってじりじりするんですが、
しかしそれすらもカワイイぞこんちくしょうめ。

受だ、攻だ、よしエッチだー!というハイスピードなBLが多い中で、相手(引田)が痛がるんでまだ先っぽしか入れてないとか言って、ほんともう、おまえらって!!!
ほんとにふつーの高校生と大学生で、遠い昔に忘れかけていたものを喚起させられました。
やりたいけど怖いし、愛されたいけど男としていたいし、男だけど男くささによろめくし。
引田がほんっっっとにカワイイです。

そして、話は遅々としてすすまないわけですが、そのもどかしささえ愛おしい。
その作品に似合ったスピードというものがあるとしたら、これはゆるやかなカーブ。
もしくは三橋くん(おお振り)の「まっすぐ」。

また、毎回の扉絵の彼らの表情がまた雄弁なのです。
物語やその前後を感じさせる扉絵が毎回のお楽しみでありました。
ほんでもって、エロ大好きっこなあねこですが、今作は直接描写ほとんどないのが逆に萌えた。
直接描写ないつっても朝チュンじゃないのよ。ソコを描かずにどうエロティックにするか、みたいな。
結合描写なんてなくても絡まり合う足や汗や息づかいや重なる手やしがみつく手や表情がとてもさわやかにエロくて、ちょっとフェティシズム。そこがツボでした。
京山さんの絵はけっして整っているわけじゃないんだけど「伝わる」んだなあ。
漫画において絵で伝えることって、意外に難しい気がするのだけど、私にはすごく伝わってくる絵です。
あと、5年後に花開くはずの今は素朴な眼鏡少女、みたいな色気がある(わかりにくいたとえ)。
印象的なシーン、印象的なコマが多いんだよね~。

そして最終回においてさえ、まだ引田の心に決着がつかないところも青春ものだなあ。
おまえは一生今井先輩の腕の中でぐるぐるしてるといいよ!

さーていよいよこれでコミックスですかな?
できればこの大きさの判にしてほしいが無理だろうなあ。
書き下ろし何が入るかな~
個人的には、今井先輩のあんがいアレでソレな変態性をちらっと見たい。
すごいフェチだと思うんだよね今井先輩。
引田が脱ぎ捨てたシャツとかちょっと嗅いでみちゃったりしたくなると思う人。
あと最中に足の指しつこく舐めて引田に「なんなんすか!」ってイヤがられてそう←ヒドイ

とりあえず、京山さん、連載おつかれっしたァ!(野球部締め風に)

comments

ありがとう

初めて、コメントします。

この本が早くコミックにならないかなあ。私も京山先生大好きです。絵が素敵だし、心もきゅんきゅん。エッチばっかりのBLが多いけれど、胸きゅん、さわやか系もいいですよね。

最近思うんですけれど、どうして私がハーレクインロマンスからBLにシフトしたかというと、ハーレクインの常道に男女が対等に愛し合うってところがないのに飽きたんですよ。かわいい貧乏な女とハンサムで金持ちの男。献身的な女と傲慢な男。パターンがいやになってしまいました。

でも、BLって気持ち的に対等なんですよね。今井は先輩で、引田は今井を尊敬しているけれど、決して従という立場でない。引田はその点で一所懸命がんばっている。

依存やもたれあい等でない愛の形をBLに見るのはうれしい。京山先生の本って愛があふれている感じがするんですよね。変態教師の本も読みましたけれど、自制するところに本当に愛を感じてしまったんですよ。私も相当おかしいでしょうかね。

この作品が雑誌に掲載されていることを知りませんでした。このブログをみて、大変期待が高まりました。ありがとう。

mudanahibiwokasaneteさん、はじめまして!

ハーレクインからシフトされたんですね。
いまやBLも作品の傾向が多岐にわたっていて、バラエティあふれるラインナップですよね。
その中で京山あつきさんという作家は、エロを入れすぎずかつ物足りなさを感じさせずというバランスがとてもいいなあと私は思います。

>でも、BLって気持ち的に対等なんですよね。

「枯れない花」はまさにその「対等でありたい」という引田の気持ちの葛藤が核になっていて、今のファストなBLのなかではすごく丁寧に気持ちを描いていると思います。
早くコミックスになって読んでいただきたいです!

コメントありがとうございました~!

にゃんこサンにも書きましたが、
これは高校生のホモの話。
でも、これ不健全って思います?
規制の対象にすべきだと思います?
私はとても高校生のビビッドなロマンスだと思うんですよね。
何でも規制って言いますけれど、変ですよね。

確かに、子どもたちには見せたくない、
大きくなって幻想と現実の違いが分かってから読んでほしい本を、私たち腐女子は読んでもいます。
そこら辺が悩ましいところではありますよね。
でも、すべてを18禁として一派一からげにされるのはどうかとも思いますよね。

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あねこ

Author:あねこ
しばらくぶりにBLにハマりました。

■好物:年下攻、オヤジ受、ヘタレ攻、ツンデレ受、漢攻×漢受、襲い受、軍服、江戸~明治~大正
■BLダメツボ:ロリショタ受(攻めは大好き)、乙女受

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